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custom effectors by Taiga

PRODUCTS

 

 

山崎ケーブル

 

「ケーブル」という名前がついていますが

何故かペダルのオーダーが次々に来る。

 

正直手間も時間もかかる割に儲からないんだけど、

皆がいい音だとぼくも嬉しい。

 

特徴はプリント基板を使用しない、

ポイントtoポイントの実装。

余計な回路を省いた設計。

トゥルーバイパス。

信号経路は出来るだけ太い線材を使用。

むろんこれらの要素が即良い音につながるか

といえばそういうわけではないのだけれど、

僕の好きな音はコレなので。

 

基本フルオーダー、要見積りですが、

大体ブースターが1万円台前半から、

ファズが後半から。

ひと手間増えるごとにアップチャージ。

予算を先に行ってもらえれば、

頑張ってそれで収める努力もします。

※山崎ケーブル及び山崎FXの音は

ジンギスパンチLIVEでCHECK!!!

1,ベース用ファズ ふたを開けるとあっと驚く簡単回路。余計なフィルタとかバッファと

かを通らないから芯がしっかり残り、太い。音痩せという言葉とは無縁。

 

2,クリーンブースタ セッション仕事の多いギタリストがアコギに使用するとの事で作成。

基本リニアなブースタだけれどほんのすこーしだけ太く聴こえるようにしてある。

 

3,ベース用ファズ これもベース用ファズ。こちらはハナヲさんからのオーダー。大体1

同じだけどところどころ定数が違っていてトランジスタも違う。その辺は弾く人のプレ

イスタイルに合わせて考える。

 

4,キーボード用ファズ ロンドン在住のキーボーディストYさんからのオーダー。ソフト

シーンの曲で使用するラトリッジ的なファズ。シンセのステレオアウトから直結できる

ように中にマッチングをとったファズが2台入っている。ものすごい手間。回路は古き良

き国産ファズそのもの。

 

5,クリーンブースタ 高瀬大介さんからのオーダーで古臭い音がする愚直なブースタ。ただ、

彼はライヴ中にどんどんつまみを上げていくので、結局歪ものとして使っているみたい。

 

6,発振ファズ 真ん中のつまみ(Freq)を絞り切っていると音の太い普通のファズ。コード

も弾けるジミヘン的な音がする。ボリュームレスポンスも良い、が、ひとたびFreqを上げる

と何も弾いていなくても狂ったように発振する暴力的な音に。発信を始めると弾いた音にも

干渉してカオス。

 

7,自分用のファズ 昔ながらの国産ファズのトーン回路を見直して、さらに爆音化したもの。

GSとか、ニューロックで聴けるようなものすごく下品に潰れたファズトーンがアンプを飛ば

さんばかりの大音量で鳴る。自分が一番好きな音をひたすら追求したもの。

 

8,スイッチボックス/ミキサ KUMAGAYA NOISE CITYの吉田君からのオーダー。3つの

楽器を一つの出力にして、それぞれのチャンネルにON-OFFスイッチを付けてほしい、との

事。パッシブでも作れるくらい簡単な回路だけれど音痩せとかゲイン落ちとかはキライなの

で各チャンネルにプリアンプを入れてある。NEVEのHAの回路からインスパイアされたもの。

この部分だけでもおいしい。

 

9,ミッドブースタ 鳥を見たのなかおさんからのオーダー。極端にゲインアップするわけで

はないが、中域から高域の美味しいところがうっすらと持ち上がる。ピッキングニュアンス

などがはっきりするので昔のカッコいいロックギターの音が出る。昔のレコードはみんなこ

ういういい音でギターが鳴っていたのに、なぜ今は変わってしまったのだろうか。

10,オーバードライヴ いわゆるTS系とかとは設計思想が全然違うオーバードライヴ。

周波数特性がとてもフラットなので普通のODに慣れた人は音痩せしてる?と思うらしい。

実際はTSやOD-1が高域・低域を削って中域をモリモリ盛っているのでそう感じるのである。

アンプのトーンで音を作って、このペダルで歪みを足すのが正しい使い方。

弱く弾けばスッキリクリーンになるし、強く弾くとしっかりと歪む。

JCでマーシャルの音が出したい人向け。

 

11,発振ファズ 6番のものとほぼ同じ。あちらはケースを塗装してあるがこちらは未塗装。

不思議な事にケースの塗装でも音が変わるので楽器は面白い。

 

12,シールド 実はこっちが本業のはずだったケーブル類。アンダーグラウンド界では有名な

黒ずくめのKHさんの足元のパッチケーブルは全てコレです。国産の削り出しプラグにドイツ

製の広レンジのケーブル。ハンダは普通のケスターです。ペダルを沢山繋ぐ人はノイズが少な

くて喜んでくれる。音も太い。

 

13,製作途中 とあるペダルの製作途中。プリント基板を使ったほうがラクだし、ミスも減る

し時間も短縮できるんだけど、どうしても音が濁って遠くなる気がする。もちろん数々の名ペ

ダルはプリント基板で作られているのだし、単純に比較の問題ですが。僕が作るものは僕が納

得できるいい音にしたいので作り方にはこだわっています。この写真はラグ版でバッファ部分

を作っているところ。もうちょっと込み入った回路とか(オペアンプ使ったりとか)、ペース

を小さくしたいときはユニバーサル基板を使います。

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